痛みに弱いバスケットボール選手だけアイシングせよ
これまで『バスケットボール選手にアイシングはいらない』や『バスケットボール選手にとって最大の故障対策はお風呂』という記事を書き、かなりの反響を頂きました。
野球選手を例に挙げましたが、ピッチャーは投球練習や試合後は必ず肩と肘をアイシングします。
試合後のヒーローインタビューなどで小学生がプールの時間に使うような大きいタオルのようなものをかぶっていると思います。
その下で関節を覆うように各関節に1~3個の大きな氷嚢(アイスバッグ)でキンキンに冷やしています。
理由としては、投球するたびに肩や肘の毛細血管が切れて炎症が起きているから、その炎症を抑えるために冷やすということです。
炎症と一言で言っていますが、実際にはどのような状態かご存知でしょうか。
炎症の5主徴=発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害
赤くなって、熱くなって、腫れて、痛くて、それらいくつかが合わさってその患部の機能が低下するのです。
では炎症と言うものは身体にとって不要な現象で、邪魔でしかないのでしょうか。