バスケットボール選手に具体的な怪我や故障の予防トレーニングはいらない

バスケットボール選手に具体的な怪我や故障の予防トレーニングはいらない

バスケットボール業界だけにとどまらず、スポーツ医科学の発展に伴い、様々な怪我や故障の研究が解明されてます。

原因の究明から予防法まで考案され、そしてその方法も様々です。

むしろ対策すべきことがありすぎて、また方法がたくさんありすぎて迷ってしまうほどです。

そのため、ここで一つの問題が発生しています。

それは、

一つ一つの故障や怪我の対策に熱中しすぎるあまり他が疎かになってしまっていること

です。

あちらを立てればこちらが立たない・・・といったことが日常茶飯事に起きています。

例えば、公的機関が発表する「前十字靭帯損傷予防トレーニング」を行うことで、実際に前十字靭帯を損傷する選手が減ったとしましょう。

しかし、そのトレーニングがきっかけで足の捻挫が増えていたとしたら、そのトレーニングはバスケットボール選手として意味があったと言い切れるでしょうか。

捻挫もバスケットボール選手にとっては怖い故障の一つであることは間違いありません(『バスケットボール選手が気を付けるべき足の甲の捻挫』)。

これは何も怪我や故障だけに言えることではありません。

パフォーマンスを高める技術練習でも、パス技術が上がっても本気で走るのを忘れてしまうという現象が発生したりします(『バスケットボール選手は無意味なパス練習を繰り返す』)。

前十字靭帯で言えば、私が過去8年間常勤で専属のトレーナーとして在中しているチームでは、断裂した選手は8年間で2人です。

ただ、非常勤で都度都度行っているチームでは1年間で3人の前十字靭帯を断裂してしまった選手がいます。

はたしてこの差を分けているものは何なのでしょうか。

>次のページ:バスケットボール選手が一つ一つの予防をする上で大切なこと

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