バスケットボール選手の成長痛は❝ちょっと苦手な友だち❞と思え

バスケットボール選手の成長痛は❝ちょっと苦手な友だち❞と思え

バスケットボール選手や保護者、コーチであるならば、成長痛という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

バスケットボール選手の成長期には天敵として知れ渡っているので、既に経験済みの方もたくさんいるでしょう。

それにも関わらず、成長痛の中身は本質について適切に理解している人は少ないのではないでしょうか。

成長痛ほど有名なのに内情が知れ渡っていない故障は他にありません。

なぜなら、

成長痛という病名は存在していない

ということをそもそも理解しているでしょうか。

成長痛とはあくまで、

骨が伸びる時期(つまりは成長期)に軟骨と骨との境目である骨端(こったん)線で問題が生じる骨端症の総称

です。

そのため、原因不明の痛みも「成長痛」にまとめられて考えられることがあります。

もし成長期も大して関係ない痛みであれば、世間一般で言われているような成長痛への処置では不十分になってしまいます。

さらには、そもそも成長痛という曖昧な表現により具体的な解決策や予防策が発見されていません。

成長痛という言葉に慣れ過ぎたせいか、多少の痛みぐらいなら油断してしまっている選手が多いですが、成長期に出る痛みは甘くみているとその後のバスケットボール人生において必ず痛い目を見ます。

逆に成長痛だから休まなければいけないと思っている方も多いようです。

とはいっても人間として成長している時期なので、名前の通り正しい対処方法を知っていれば恐れることはありません。

問題は、

安易に成長痛と考え対応や対策に対して思考停止してしまうこと

です。

本当に成長の過程でしかたない「痛み」であれば全く問題ありません。

例えば、幼稚園や小学校低学年の頃には、寝ている時に脚が突然痛くなって起きてしまうことがあります。

その原因は、大半が日中に遊びすぎたことによる疲労の蓄積で、その疲労感をうまく表現できずに痛いと言ってしまっているだけだったりします。

患部に「腫れ」や「発赤」などの異常がなければ、慌てる必要はなく、脚をさすってあげたり、温めたりしてあげるだけで落ち着いたりします。

それよりも、成長痛として一括りにされてしまっている中でやっかいな存在があります。

それは

骨端症(こったんしょう)

です。

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