バスケットボール界は物には対価があることを知らない

バスケットボール界は物には対価があることを知らない

年末や年度末になると新チームに入れ替わり、新たな構想を練っていくと思います。

新しい練習方法を取り入れたいからそれに必要な道具を買いたい、昨季の反省が怪我やフィジカルなど身体に関することだったためトレーナーを雇いたいなどといったハナシが出てくる時期でもあります。

そういったことで相談を受けることも多々あります。

ある道具が欲しいとなった時に相談を受ければ、知っている業者さんや知人に紹介してもらったりして見積もりを出してもらいます。

多少無理を承知で安くしてもらえるようにお願いはします。

その見積もりを相談主に持っていくと大体が「高い!」とか「安物だから良くない」というような返答です。

そうなったら私ではどうしようもないのでその中で判断してもらうしかありません。

行きつくところの本音は「タダでくれ」なのです。

トレーナーの人材探しになると、「治療ができて、トレーニングも指導出来て、週3回は来てくれる人」のように条件を出してもらいます。

例えば上記のような人材となると、国家資格を取るために3年以上専門課程を経て国家試験に合格した人かつトレーニング経験も指導経験も積んでいる人になります。

要は経験豊富なプロトレーナーが欲しいということです。

そのようなトレーナーは、そこに至るまでにかなりの投資をしてきています。

ということはそれなりの報酬が必要です。

しかし微々たる報酬しか出せないケースがほとんどです。

そうなると活動頻度を減らすか、学生さんなどの経験の浅いトレーナーにするしかないのです。

激安でプロを雇おうとしているのです。

治療に関してもシーズン中、少々無理しながらなんとかやってきた故障をオフシーズン中に治そうと考える人は多いと思います。

接骨院や整形外科、治療院などに通うことになると思うのですが、なかなか通わない。

休めば治ると思っているのですが、根本治療をしていないので練習が再開すればまた痛くなります。

大体が慢性化している故障なので治療にかかる時間も必要になってきます。

比例して治療費も増えます。

「治らない」と文句を言いながら安く済む接骨院に通い続けるケースはとても多いです。

そもそも接骨院では慢性化した故障に保険は適応できないので余計におかしなことになってしまっています。

できることならタダで隈なく治療してもらい、それにかかる材料費などもタダにして欲しいのが本音だと思います。

>次のページ:なぜバスケットボール界はこのような風潮になっているのか

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