バスケットボール選手はしずかちゃんを見習え
バスケットボール選手は気を付けるべき怪我や故障がいくつか存在しています(『バスケットボール選手が気を付けるべき故障17個』)。
怪我や故障はバスケットボール選手の成長にとって最も弊害になるもので、怪我や故障をしてしまえば、それまでにいくら良質な練習をしていても全てが水の泡になってしまいます。
そのため、バスケットボール界には様々な怪我や故障の予防方法が考えられてきました。
昔で言えば、精神論で片づけられていた問題も、今では徐々に知識に基づいた対策へと変化してきましたが、まだまだバスケットボール界に身体の知識を学んでいる人が少ないため、十分な対応がなされているとは言い難い状況が続いています。
過去の記事にて『バスケットボール選手として本当に上手くなりたいなら睡眠を理解せよ』や『怪我の治りが早いバスケ選手と遅いバスケ選手の違い』でも伝えてきた通り、バスケットボール選手として本気で上達していきたいのであれば適切なコンディショニングを学ぶ必要があります(『バスケットボール選手にこそコンディショニングが大切な理由』)。
コンディショニングについて学ぶことは、何も怪我や故障を予防するためだけでなく、パフォーマンスを高めるために必要なことなので今すぐにでも身体の勉強を始めましょう(『バスケットボール選手はコンディショニングで上手くなる』)。
コンディショニングと一口に言っても様々な観点が存在しています。
トレーニング(『シーズン中にトレーニングを辞めたバスケットボール選手は下手になる』)も一つのコンディショニングであり、食事管理(『プロ選手でさえ知らない食事管理で上手くなる方法』)もコンディショニングであり、体調管理(『バスケットボール選手に胃腸の管理が超重要なのを知っていましたか?』)も当然ながらコンディショニングの一つです。
そしてそれらのコンディショニングは怪我や故障の予防につながります。
本日の記事では、なかでもバスケットボール選手にとって最大の故障対策をお伝えしたいと思います。
それは、
患部を温めること
です。
患部を冷やす、いわゆるアイシングは故障の回復を遅らせてしまうと先日の記事でお伝えしました(『バスケットボール選手にアイシングはいらない』)。
人間はできるだけ温めた方が血液の循環が良くなるため、怪我や故障の治りが早くなります。
ただし、「痛み」と「治癒の早さ」は比例していないことへの注意は必要です。
そして「温める」という観点で見ていくと、人間が最も身体を温められる瞬間があります。
それは
お風呂
です。
お風呂に適切な方法で入浴することは、バスケットボール選手にとって最大の怪我や故障の対策になります。