バスケットボールの練習は”100”か”0”は横暴です

バスケットボールの練習は”100”か”0”は横暴です

これまでバスケットボール選手は全力を出せていない、出さなければならないということをお伝えしてきました(『バスケ選手は普通にしていると「全力プレー」ができなくなる』)

しかし今回は何でもかんでも全力ではいけない、というハナシです。

バスケットボールには「練習を全力でできなければ入るな」というコーチがたくさんいます。

この一言だけ抜き取ると全部の練習を全部の本数をこなし、しかも全力でなければならないというように捉えられます。

確かにそのままの意味で言っているコーチもいます。

しかし隠れて括弧がついていたらどうでしょう。

「(今できる範囲で良いから)練習を全力でできなければ入るな」

最初の言葉とこの言葉では大きな違いが出てきます。

この細かいやり取り、細かいコミュニケーションが下手なのがバスケットボール界の特徴とも言えます。

括弧なしの意味で言っているコーチのチームの選手はいったん怪我をするとなかなか復帰できなくなるか、リスクを冒しての復帰になります。

それは

段階を踏んだリハビリができないから

です。

医療機関や接骨院での治療や日常生活レベルまでのリハビリが済んでもすぐに復帰はできません。

なぜなら日常生活ができるレベルまでのリハビリしかしていないからです。

ご存知の通りバスケットボールで身体にかかる負荷は日常生活の何倍も大きいです。

日常生活レベルのリハビリにダッシュやジャンプはありません。

少しずつやれる動作を増やしつつ、その強度や持久力を高めていきます。

競技復帰に向けたリハビリをアスレチックリハビリテーション(通称アスリハ)といいます。

その過程ではメニューによっては入れる練習もあるはずです。

その入れる練習をできる範囲の全力で取り組めば、安全に復帰しやすくなります。

この段階を踏ませると練習に出たり入ったりするので、一部のコーチは嫌がります。

>次のページ:例えば足関節捻挫やオスグット

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